防災スタイル:JETBOIL(ジェットボイル)シリーズ

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JETBOIL(ジェットボイル)シリーズは、わずかな燃料で短時間にお湯を沸かすという目的に特化した携帯用ガスストーブ(クッカー)


JETBOIL(ジェットボイル)」シリーズは、バーナー部と容器となるコッヘル(クッカー)部が一体化となり、効率よくお湯を沸かすことができるガスストーブだ。クッカー部を外してゴトクを接続する事で、通常のストーブ(コンロ)として使用する事も可能。

クッカーの中にストーブ(バーナー)部と専用のガスカートリッジ(燃料缶100g)、燃料缶を安定させるスタンド(スタビライザー)、ゴトクなどが収納できるようになっている。写真は「ジェットボイル PCS FLASH」というモデルで、イグナイター(点火装置・圧電点火装置)がバーナーに付属しているので簡単にガスに点火することができる。イグナイターが付属せず、クッカーの容量がコンパクトになった「ジェットボイル ZIP(イグナイター無し)」やZIPと同じサイズで-6度でも安定した火力を発揮するサーモレギュレートテクノロジーを搭載した「ジェットボイル SOL(イグナイター付き)」、大容量(容器容量1.8ℓ/調理容量1.25ℓ)タイプの「ジェットボイル SUMO」などのラインナップがある。

ジェットボイル SUMO」を除いた全モデルに共通なのは、調理容量が0.5ℓで、0.5ℓの水を約2分30秒で沸騰させる事が可能(ジェットパワー1缶で約12Lの水を沸騰可能)という性能。「ジェットボイル SUMO」は、1Lの水を約4分15秒で沸騰可能(ジェットパワー1缶で約12Lの水を沸騰可能なのは同じ)なので、人数が多い場合の湯沸かし用途としてはこちらも候補にしても良いだろう。沸騰すると容器のカバーの模様が黄色に変化して外から確認することができるので便利だ。

非常用として考えた場合、最小限の燃料で最大効率でお湯を沸かすことができるというのは嬉しい。1回の食事で500mlの水を使用するとして、理論値で24食分(約1週間分)のお湯を沸かすことができる。沸かしているお湯でレトルトパックを暖め、沸いたお湯でアルファ化米を戻し、残りのお湯でスープやコーヒーなどを入れるという感じに使用できるだろう。もちろん、カップ麺などのお湯を沸かすという目的でも使用できる。イグナイターも内蔵されており、扱いが簡単なのも操作に慣れが必要なアウトドア用品が多い中、非常時に取り出してすぐ使えるという点ではおススメできる。

 

もちろん、お湯を沸かすだけでなく、普通のゴトクを使う事で、他の調理用途などにも使用できる。この場合、燃焼効率は他のストーブと同じになってしまうので、湯沸かしメインとして使用し、必要に応じて他のクッカーも使用する程度であれば、有用だろう。キャンプなどのレジャーに使用する場合にも、レトルトやフリーズドライ製品を使用するのがほとんどの人や、コンビニのおにぎりにカップ麺など食事中心ではない屋外レジャーのお供には手軽で便利だと思う。

 

 

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