防災スタイル:折りたたみヘルメットを選ぶ【更新】

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工事用の安全帽から、折りたたみヘルメットまで、様々な種類のヘルメットが防災用として売られているが、防災用として選ぶヘルメットはどのようなものが良いだろうか?普段の収納から使用するシチュエーションなどに応じてどのようなものが選択肢になるか調べてみた。

 

 

アルファプラ「DERUCAP(でるキャップ)

株式会社タイカ ウエルネス事業本部が、アルファプラブランドで販売する避難用簡易保護帽「DERUCAP(でるキャップ)」は、普段は座布団として使用し、災害時に避難する際保護帽として使用できるものだ。パッケージから取り出し、頭に乗せてかぶせるだけで帽子型に展開される。飛来落下などの認証は取得していないが、防災頭巾や帽子をかぶるだけよりは頭部の保護に役立つだろう。

 

イエロー 「タタメットズキン2

 

タタメットズキン2」は、ヘルメットに難燃繊維のカバーをつけ、シコロ(後頭部を保護する垂れ)を備えた折りたたみヘルメット。飛来・落下物の国家検定に対応し、コンパクトにたためるのが特徴。薄くたためる事で、オフィスのサイドワゴンに収納する、帰宅支援バッグなどの防災バッグに収納する。部門ごとにストックするなどに対応。難燃カバーがあるので、火災での避難や地震の後で高確率で発生する火災も想定した避難に対応する。あごひも部分にホイッスルが付属しているので助けを呼べない時や合図などにも対応できる。

 

 

イエロー 「タタメットBCPプレーン」 & 「タタメットズキン3

 

タタメットBCPプレーン」は、タタメットズキンから難燃カバーとホイッスルを取り除いてコストダウンしたモデル。最も薄くコンパクトになるので、主に、企業などでの備蓄に適している。「タタメットズキン3」は後頭部を保護するシコロの部分のみ難燃カバーを備えたコストパフォーマンスの良いモデル。

 

 

 

 

トーヨーセフティー 折り畳みヘルメット 「BLOOM

 

BLOOM」は、折りたたみヘルメットの中でも展開時のフォルムが一般的なヘルメットの形状に近く、保守的な職場でも導入しやすいデザインになっている。反面、薄く畳めるという面でやや劣るが通常のヘルメットをストックするよりも大幅にコンパクトになるのは確実だ。展開もヒモを引っ張るだけでヘルメット状に展開されるので扱いが簡単なのも良い。飛来・落下物の国家検定に対応。

 

 

トーヨーセフティー 防災用折りたたみヘルメット 「BLOOM II

 

BLOOM II」は、収納時の厚さが45mmと「BLOOM」より薄く、コンパクトに畳んで収納できる。展開時のフォルムも、一般のヘルメットのような丸いフォルムではなく、角張ったデザインでスマートな印象を受ける。

 

 

BLOOM III MOVO(ムーボ)」は、「BLOOM」や「BLOOM II」と異なる収納機構になっている。展開時のフォルムも、より一般のヘルメットになっているほか、飛来・落下物用に加え、墜落時保護用としても使用可能。

 

DICプラスチック 折りたたみヘルメット 「IZANOシリーズ

 

IZANOシリーズ」は、飛来・落下物用+墜落時保護に対応した折り畳みヘルメットとしては最も保護性能があるヘルメット。避難のみを想定した物と異なり災害時の復旧作業などにも積極的に使用できる点が特徴。普段の現場用ヘルメットとして移動が多い人にも適している。

 

 

イスと一体化した防災ヘルメット「マモリス」

折り畳みヘルメットではないがユニークなのが「マモリス」だ。普段はイスとして使用し、避難の際には背もたれ兼用のヘルメット部を取り外してヘルメットとして利用するものだ。オフィスや学校などに普段使いの椅子として導入する事を想定しているという。

 

 

 

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