震災対策技術展レポート:ジオナ

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ジオナブースでは、災害時の栄養補給食品が紹介されていた。

災害時の食事は、炊き出しや配給のパン、おにぎりなど栄養が偏りがちになってしまう。栄養が偏った状態が長く続くと、体力が落ちたり、疲れやすくなってり、衰弱やストレスにより体調が悪化してしまったりするという。「非常時・災害時栄養補給食品」は、必要なビタミン、ミネラルを5年間の賞味期限の間基準値を維持する「栄養機能食品」であり、水無しでも飲めるよう工夫されている。

一袋に3包入りのものと、7包入りのものがあり、1包で1日分のビタミン、ミネラルを摂取する事が可能だという。水に溶かした状態のものを試飲(試食)させてもらったところ、薬品臭がしてほとんど無味、お世辞にもおいしいとは言えない状態。確かに効き目がありそうな味ではあった。味を付けると余分なカロリー摂取やのどの渇きに繋がる場合があるという事で、非常用と割り切ってシンプルな状態になっているという。